大気環境状況
更新日:2022年11月1日
日常生活において、様々な影響を及ぼす環境物質についてお知らせします。
微小粒子状物質(PM2.5)
微小粒子状物質(PM2.5)とは
粒径2.5μm以下の粒子状物質です。PM2.5は、呼吸器系の奥深くまで入りやすいことなどから、人の健康に影響を及ぼすことが懸念されています。
環境省は平成25年2月27日に、PM2.5に関する注意喚起のための暫定的な指針を発表しました。
レベルII
- 暫定的な指針となる値 日平均値(マイクログラム/立方メートル):70超
- 行動のめやす:不要不急の外出や屋外での長時間激しい運動をできるだけ減らす。高感受性者(注)は体調に応じてより慎重に行動することが望まれる。
レベルI
- 暫定的な指針となる値 日平均値(マイクログラム/立方メートル):70以下
- 行動のめやす:特に行動を制約する必要はないが、高感受性者(注)は、健康への影響がみられることがあるため、体調の変化に注意する。
レベル環境基準
- 暫定的な指針となる値 日平均値(マイクログラム/立方メートル):35以下
- 行動のめやす:特に行動を制約する必要はないが、高感受性者(注)は、健康への影響がみられることがあるため、体調の変化に注意する。
注:呼吸器系や循環器系疾患のある者、小児、高齢者など
現在の状況
- 福岡県内の微小粒子状物質(PM2.5)の常時監視測定サイト(外部サイトにリンクします)
黄砂
黄砂とは
黄砂は中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原など、乾燥・半乾燥地域で、風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来し、大気中に浮遊あるいは降下する現象です。
健康への影響は、呼吸器系への悪化が考えられますが、黄砂のみによるものとは判断が難しく、その他花粉などと相まって増悪効果を及ぼしていると考えられています。
現在の状況
- 黄砂の常時監視測定サイト(外部サイトにリンクします)
光化学オキシダント
光化学オキシダントとは
「光化学スモッグ」の原因となる大気中の酸化性物質の総称です。光化学オキシダントが高濃度となり、光化学スモッグが発生した場合には、目や呼吸器などの粘膜を刺激して、健康被害が発生することがあります。また、植物の葉が枯れるなどの影響が出ることもあります。
現在の状況
- 光化学オキシダントの常時監視測定サイト(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
都市政策部 道路環境整備課 環境衛生係
窓口の場所:庁舎1階
電話番号:092-938-0198(直通)
ファクス番号:092-938-3150