新型コロナウイルス感染症に関する人権の配慮
更新日:2020年8月20日
新型コロナウイルス感染症に関する人権に配慮しましょう
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、感染者や医療関係者等に対し、SNS等での誹謗や中傷、偏見、いじめ等が行われ始めています。
このような行為は、決して許されるものではありません。
また、不正確な情報を拡散することは、知らず知らずのうちに、たいへん多くの人を傷つけてしまうことにつながりかねません。
新型コロナウイルス感染症には、3つの顔があると言われています。
第1は、ウイルスそのものに感染してしまうこと
第2は、有効なワクチンや薬がないことで、不安と恐れで振り回されてしまうこと
第3は、ウイルス感染に関わる人や対象を日常生活から遠ざけたり、差別したりしてしまうこと
人は、見えない敵(ウイルス)への不安から、特定の対象を見える敵と見なして、嫌悪の対象(敵がすり替わる)としてしまうことで、つかの間の安心感を得ようと嫌悪の対象が偏見や差別を生んでしまいます。現在、新型コロナウイルス感染症によって、多くの患者さんや医療関係者などの皆さんが日々頑張っておられます。
町民の皆様におかれましては、公的機関の提供する正確な情報を入手しながら、冷静な判断と正しい行動を心掛けていただきますよう、お願い申し上げます。
関連リンク
- 人権擁護機関による人権相談受付(法務省ホームページ)(外部サイトにリンクします)
- 新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう。負のスパイラルを断ち切るために(日本赤十字社ホームページ)(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
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