丸山城(まるやまじょう)の堀
更新日:2019年12月17日
大隈区に所在する丸山の頂上(標高86メートル)には、戦国時代の山城である丸山城が築かれています。
戦国時代の山城には天守閣や石垣などはなく、地面に堀を掘って防御していました。
丸山城は、頂上に主郭(しゅかく)と呼ばれる平坦地があり、戦乱が起きるとここに陣を置きます。
主郭の周りには、2重の横堀と竪堀を組み合わせて迷路状の効果を出す仕掛けで守りを固めています。
また、主郭から延びる尾根筋には堀切を設けて敵の侵入を防ぐなど、小規模な山城ながら高度な築城技術が取り入れられています。
城がつくられて年代は定かではありませんが、現在残っている丸山城の姿は、城が使われなくなった戦国時代末期のものと思われます。
なお、丸山城には、黒殿姫(くろどのひめ)にまつわる伝説も残されています。
- 【近隣の史跡】平塚古墳、真覚寺、黒殿神社 等
- 【最寄駅】JR門松駅より約1.3キロメートル[徒歩約20分(内、山道の通行:徒歩約5分)]
- 【バス停】西鉄丸山バス停より約0.8キロメートル[徒歩約15分弱(内、山道の通行:徒歩約5分)]
注意)バスをご利用の場合は本数が少ないため事前にご確認ください
PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、左記の「Adobe Acrobat Reader」バナーをクリックして、ソフトウェアをダウンロードし、インストールしてください。
周辺案内図
地図はドラッグ操作でスクロールします。
このページに関する問い合わせ先
粕屋町立歴史資料館(粕屋フォーラム2階)
郵便番号:811-2314 福岡県糟屋郡粕屋町若宮1丁目1-1
電話番号:092-939-2984
ファクス番号:092-938-0733
開館時間:火曜日から日曜日の午前10時から午後5時まで(ただし、祝日、休日の翌日、毎月最終木曜日、特別整理期間を除く)